医院の増加③
医療法で営利活動が制限されている歯科医院では、差別化が困難を極め、どこも大きな差が無いために基本的には地域に古くから根ざした歴史が勝負の決め手となる傾向が強く、顧客譲渡などでない完全新規の開業医は3年以内には経営難にあたる。といわれるほどの状況がしばらくは続いていました。
現在では、営業活動は行わないものの、歯科医院の外観や内観を近代風のサロン形式にしたり、治療中に子供を預かる託児所の設置、また院内設備にも最新の器具を導入したりと経営努力を行う医院とそうでない医院が大きく分かれてくる事となり、競争原理が働きやすくなってきました。
とはいえ、一般の企業ように積極的営業活動が出来ない事には変わりなく、現在もなお廃業におわれる歯科医院は減りません。
歯科医師が過剰供給されている現状で、次々歯科医院が廃業している事実から徐々に歯学部志望者も減り、私立大学では定員割れも見られるようになってきました。
自然推移として、一時期ほどの増加率はなくこれからは右下がりに移行すると見られていますが、これからますます厳しい時代になってきるものと思われます。
こういった厳しい環境であるからこそ、歯科衛生士は自分の職場選びに慎重さをきす必要があります。
情報を得ないまま就職に踏み切ると、その後トラブルによりは辞めざるを得ない環境に陥ってしまう可能性が上がります。
きちんと正しい情報を把握した上で就職活動を行うように心がけましょう。
